2020年に向けて

今年を振り返ります。

2019 年の大きな出来事について

今年も終わるので全部正しくさらけ出して振り返ります。

反省

仕事でやりきれなかった

なんだかんだで一年中複業体制でいましたが、夏頃は本業のプロジェクトの都合で副業をコミットできず迷惑かけてしまったのが反省です。

本業自体が炎上気味で、私のレイヤーでできることはやったので仕方ないとはいえ、まぁ所属する組織規模が大きくなるとパワーで解決できてもできないみたいなことが多くなるのは考慮すべきですね。

このあたりはもどかしさがありつつも色々と学びもあった一年。あんまり物事に首突っ込みすぎるとフリーランスのときとは違って困ることが多そうなので、なんだかんだで手を動かすのは連休期間くらい、それ以外は基本は技術相談だけ請けておくようなスタイルが今の私にはマッチにしてそうだなという結論になりました。

なので多分当分はコード書く系の仕事は個人としてはあまり募集せず、私の会社としては受け付けるくらいのスタイルでいこうと思います。

死にかけた

Twitter はインターネットメンヘラランドだと思うんですが、色々あって8月くらいから人と同棲していました。

けど9月末に今住んでる11Fの家から同棲相手に落とされかけて色々と危ない目に遭い、なんだかんだで色々あってやめようという話をしたのが今年のイブ前という状況です。

引っ越しとかもあったことで、多分この一年の投資額が7桁くらいあるんですが、「やっぱROI考えるとつらいよなぁ」って話をしてたら友人たちからは「同棲でROIとか考えなくない?」「お前のはROIじゃなくて金ドブ」とか散々言われました。みんなひどい。

今は横浜なんですが、近いうちに代々木に戻ろうと思います。

体を壊した

これは 本当に何よりも大切で一番最悪で他にするものがないってくらい大きな反省 なんですが、体が壊れているのを感じます。

5,6月からずっと吐き気と腹痛と仲良しで、常にデバフと戦ってます。体重は去年の夏から15kg落ちました。飯食ってるのに。意味わからん。

土日寝ないとつらい、デバフがひどいと割とどうしようもないので、来年の頭に胃腸だけでも検査してみたいと思います。

キャリア

これは別に今年とかじゃなくてここ数年ですが、ソフトウェアエンジニアの収入の中央値(別にソフトウェアエンジニアが高給取りとは思っていない)の高さと市場の流れを上手く使ってしまったせいで、人生のオプションが減ってることを痛感します。

ソフトウェアエンジニアとしては Bachelor すらとってないのは将来的に厳しいし、その他の領域、まぁユーザーインターフェースとライティングはまぁ多少なりともできるとはいえ別にメインでもないのでつらいみたいなのはやっぱりあって、というかパソコンやる以外の選択肢があんまりないのしんどいですね。

プロダクト設計はソフトウェアの世界でもそれ以外でも一緒なので共通バリューとして使っていけそうですが、何分色々とどうしようもないです。

基本的に人間が好きな方かつ政治は苦ではないほうなので、人のやりたいと仕事の調整をうまくやってあげられるようなことが来年は仕事の中でやっていけたら良いかなぁと思います。

あと、やっぱり私はユーザーインターフェースが好きだし、導線設計とか実際のユーザーを介しての実験はしていきたいし、あと記憶の部分。特に私の会社でやってるプロダクトのような「忘れる」という概念を減らすようなところはいかにユーザーの体験の中に組み込めるかみたいなのは興味が尽きないので、どこかでちゃんと学べるにやっていきたいですね。

あと、前からずっと言ってる「物作るためにコード書いてる」「仕事するためにコード書いてる」が強くなってきて、

プレゼンス

多分落ちた。

あと UIT もそうだけど会社のために結構使ってしまって、普通に開発もバリバリしてるのに DevRel と思われる機会が増えたのが悔しい。

頑張りたいですね。

振り返り

変化

  • はじめて一年以上同じ会社に勤めた
  • 法人を立ち上げた
  • SaaS を立ち上げた
  • 仕事で採用に関わることが増えた
  • スタッフ業などからは退くことにした
  • 新しいイベントやコミュニティを立ち上げた
    • awswakaran.tokyo
    • NestJS Japan Users Group
    • FROKAN × UIT (仕事)
  • OSS への向き合い方が少し変わった
    • 翻訳業が多かった印象
    • NestJS への貢献を少しずつ始めだした
    • Nuxt.js のエコシステムへの貢献は今年もやった(開発/PullReqともに)
  • 外部へのアウトプット量が増加した
    • Vue.js 開発に詳しい開発者以外の側面の露出が増えた
    • 登壇依頼がメインになった
      • お断りしてしまったイベントすみません……
  • 投資を始めだした

おわりに

今年なんですが、正直良い一年だったとは言い難いです。

別に現職が悪いというわけではなく、当たり前のこととして、会社員をやっていると自分の持っている機能的な強みも非機能的な強みも減退していくような感覚が強いのが一番しんどいですね。

私はあんまりソフトウェアエンジニアがコアバリューだと思っていなくて、ユーザーインターフェースへの取り組みだとか、ケツ持ちのための力だとか、赦しだとか、そういったものに関わっているときに自分の力が活かせていると感じるので、もっとしっかりと次に向けて進んでいきたいところ。本業で軸足をうまく移しつつ、SaaS運用でより実績を増やしていくような一年にしていきたいと思います。

今年でだいぶ余計な枷は外したと思ったら、今年増えた枷ももちろんあります。が、来年こそはその中でさえフリーランス時代と同じ程度にはアクティブに動いていきます。